闘病生活を経て14歳7ヶ月ナナ永眠
退院した日の夜8時にオシッコをしたのを最後にそれ以降は全くしないナナ
いつものように抱き抱えてもしない💦
その間お水は良く飲む
それなのに一滴も出る素振りがない(>_<)
腎臓病悪化で点滴入院したが点滴の効果はなかったのでもう最悪のことしか考えられず
お昼過ぎに病院に相談すると夕方まで様子を見て出ないようでしたら再度ご連絡下さいとのことで電話を切った
夕方になっても出ない(>_<)
再度 病院に電話して説明
若先生が電話で下腹部辺りを触ってみてくださいと言うのでナナの下腹部を触ってみるがわからない(T-T)
何処に膀胱があるの?
何度触っても分からず(>_<)
多少でも出れば明日でも間に合うみたいなことを言われたけど・・・
その多少が出ないんだってば(>_<)
今日行きたくても内縁さんが仕事で帰宅時間が遅い
その旨も伝え明日でも間に合うようなことを言ったので分かりましたと電話を切ったあと
Googleで老犬メス圧迫排尿って検索した
検索した結果
YouTubeでラブラドールの圧迫排尿をわかりやすく動画にしてくれて方のやり方を見て
かーちゃん見よう見まねで圧迫排尿に挑戦‼️
正直 素人が獣医師の指導を受けずに圧迫排尿をしたくなかったけど(>_<)
いつも普通に出てるオシッコが出ないのは怖い
かーちゃんがやっても駄目ならやはり病院だと思いつつ動画のやり方を頭に叩き込み
いざっ挑戦‼️
動画通りに平らなところに寝かせ右手をお腹の下に入れ左手をお腹の上に置き圧をかけながら手を動かす
最初は上手く出来なかったけどもう一度
2回目は上手く出来た
ペットシートに黄色いオシッコ(o^^o)
少し時間を置き また膀胱を圧迫してみるとまたまた黄色いオシッコ
そのオシッコを見てかーちゃん乱舞しちゃった(笑)
オシッコは出しきちゃったほうがいいと書かれてるが何度も膀胱を圧迫するのはやはり怖い(>_<)
さっきも挑戦してみたけど失敗に終わり💦
と言うのが昨日のこと
朝になって圧迫排尿に挑戦したがやはりオシッコは出ず・・・
息づかいも昨日と変わらずちょっとおかしかったのでそんなナナを連れて病院へ向かった
院長先生に説明して圧迫排尿より排尿カテーテルのほうがいいと言われたのでお願いしその間 ナナの状態を聞く
今が一番苦しいときかも知れないと院長先生は言った
やはりそうなんですねと同時に飼い主のエゴを痛感しながらもまだ望みがあるのならという思い
カテーテルを装着され戻ってきたナナ
排尿カテーテルの説明を受けたのでナナを抱きもう帰ろうねと車に向かった
ナナを車に乗せちょっと寒かったので持ってきてたタオルケットで包み
薬などを受け取りにまた院内へ戻る
院内に戻ったかーちゃんは院長先生にて今後の目の治療法の説明を受けた
どうしても両目を自力で閉じることが出来ないナナ
常に見開いた状態で眼球が乾燥してしまう為3日後 瞼を閉じる簡単な手術することになっていた
かーちゃんもこれが最後と心に決めて車に戻り帰路につく
病院を出て少し走ったところで振り返りナナもうお家帰るよといつものように声をかけた
声をかけたほんと同時に異変に気づき
振り返ったまま大声で内縁さんにそこのコンビニ止まってと指示
駐車場に止まるや否や助手席から飛び出しスライドドアを開け慌ててナナを抱き寄せた
一瞬の行動だったけどナナの身体に手を入れ抱き上げた感覚がさっきまでとは明らかに違う
柔らかい・・・
胸に抱き寄せた瞬間
ナナの首が力なく反り返る
力なく反り返ったナナの首元に手を当て赤ちゃんを抱くように感じなったときかーちゃんの肩にナナの頭が力なく
その時涙が自然に溢れナナが逝ってしまったんだと悟った
内縁さんは病院に引き返すと言って慌てて病院に引き返した
病院の駐車場に着き力なきナナを抱き涙を流したまま受け付けにいた若先生などに亡くなりましたと報告
若先生はえっ?凄く驚かれて直ぐ蘇生処置をしてくれた
蘇生処置中
院長先生も来られて若先生に導尿カテーテル時にどんな処置をしたか強い口調で聞いていた
導尿カテーテルの処置をしたのも説明をしてくれたのも若先生
そのときナナはちゃんと息をしてた
院長先生と若先生の会話を聞きながらかーちゃんは医療ミスでも若先生が悪いわけでもない
病院は精一杯 ナナのことを考え治療してくれたと。
院長先生がそっとかーちゃん達にナナちゃんを綺麗にしてあげましょうと言った
かーちゃんも涙を流しながらお願いした
病院に戻ったのは蘇生処置をしてもらいたかったためじゃなく経鼻カテーテルと導尿カテーテルを外してもらい病気になる前の姿にしてもらいたかっただけ
カテーテル類を外してもらい普通の姿になったナナ
若先生が包む物はお持ちですか?と優しい言い方で聞いてきたので有りますと言ってかーちゃんはさっきまでナナを使っていたタオルケットを持ってきた
そのタオルケットにナナを包み
院長先生などにお礼を伝え
院長先生からもとても丁寧で優しい言い方でナナちゃんは頑張りました
お疲れ様でしたと深々と頭を下げてもらい
タオルケットに包んだナナをベッドに乗せいつもの定番スタイルで帰宅した
家に着き お家に帰ってきたよと声をかけ部屋にナナをいつもと変わらず寝かせ
1 3年間を可愛がってくれたご近所さんに行きナナが息を引き取ったことを伝えた
ナナの訃報に驚いたご近所さん
旦那さんや娘さんにまでナナのこと知らせてくれてその夜は我が家に皆んなで集まりナナを囲み盛大にお通夜をしてくれた
ナナはいろんな方に可愛がってもらって凄く幸せな犬生だったと思う
今もナナはかーちゃんの側で寝ている
いつもと変わらない光景で逝ってしまったと言う実感はわかないが明日はお別れの日
病院へ向かう当日の最後の一枚
2018.3.6ナナ永眠